真実を知りたくない
大切なことほど、真実を知りたくない!
そんな心理に悩まされています。
本当にやりたい仕事
今の体重と健康状態
好きな人の心の中
どれも大事だし気になる事なのに、
いざ本当のことを知る機会が目の前に訪れると
知りたくない、知るのが怖いと思ってしまいます。
そして、今まさにその「知りたくない」に悩まされていることを書こうと思います。
本の続きが読めない
最近OPTION Bという本を読んでいます。
フェイスブック社でCEOを務めたこともあるシェリル・サンドバーグさんという女性が書いた本です。
彼女が最愛の夫・デーブさんを亡くしてからの経験と心の変化が、詳細に綴られています。
OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び
- 作者: シェリル・サンドバーグ,アダム・グラント,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/07/20
- メディア: 単行本
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これが本当に悲しくて切なくて、スタバで読んでいるときに思わず涙目になってしまい、読むのをやめたほどです。
少しずつ読み進めているのですが、
すでに大きな気づきを得ました。それは
どんなに大事な人でも、いずれいなくなる。
それを踏まえた優先順位に従って、日々生活しなければならない。
ということです。
シェリルさんとデーブさんの別れ
本の中で、著者のシェリルさんが、夫デーブとの時間がわずかしか無いと分かっていたら、どうしていただろう?と回想します。
もし、デーブとの時間が残りわずかだと分かっていれば、
あの日は他の人と歩く代わりにデーブと手を繋いで歩いていた。
いつも喧嘩せず、互いを理解し合っていた。
あの日は旅行に行かず家で過ごしていた。
もっと2人の時間を大事にするために…
でも、時すでに遅し、なんですよね。
もちろんシェリルさんはデーブさんとの時間を目一杯楽しんでいたと思いますが、それでもいざ失った時というのは
「もっと彼との時間を大事にできていたら…」と思わずにはいられないわけです。
いつか自分も…けど、耳が痛い話
この想いは、今後私が必ずすることになる事です。家族や友人を失った時、後悔しては遅いんです。
だからこそ「本当に大切にすべきことはなにか?そしてその優先順位の通り行動しているか?」に注力すべきなんです。
…しかし、今は出来ていません。
大事にしたい人たちと離れて暮らし、
あまり大切とは思えない仕事に従事し、
幸せにしたい人に感謝すら伝えられていません。
大事な人を失う想像なんてしたくない!!!
だから、貴重な時間をお茶を濁して潰しているんです。
オプションBを読み進めたら、ハッキリと
「優先順位は既に分かっているハズだ!行動しろ!」と正論を突きつけられそうで
そしたらその通りに行動しないといけなくなるので
嫌です。そんな忠告は耳が痛すぎます。本当の優先順位なんて気付かないで生きていきたい…
そう思いつつ、今日も少しオプションBを読みました。
また真実へ近づいてしまいましたが、勇気を持って読み進めていきます。
以上やつはしでした。
バイバーイ!