ブスはヘアアイロンを使わない〜女子楽屋の実態〜
こんばんは。
ヘアアイロン愛用者のやつはしです。
ブスはヘアアイロンを使わない
なかなか過激なタイトルですが、キャッチーだったので使ってみました。
私は普通にブス顔ですが、アイロンは使っています。
なぜなら髪は女の命だからです!!!髪がツヤツヤなだけでいい女感出るし、髪がパサついてるとキレイな人もみすぼらしく見えませんか?
だから、髪に時間とお金をかけるべき💰と考えて、私の中では外見の最優先事項のうちの1つです。
今回は、女の命である髪に関する話です。
きっかけは女子楽屋の違和感
先日とある演奏会に出演しまして、その時に大部屋の女子楽屋に通されました。
一緒にいた他のメンバーは、本番前になると身だしなみを整え始めました。
そう、ヘアアイロンを使って髪の毛を整え始めたのです!!!!!!!
…え、普通?
そうです。言葉にすると普通なのに、目の当たりにすると違和感のある行為だったんです。
違和感をはっきりと言葉にするなら、
「まさかこの人が、他人からの美しさの評価を気にしているのか??意外だ…!!」
です。超失礼!!!
たしかに髪は女の命、重々承知ですが違和感ありまくりな光景だったのです。
その楽屋にいた人たちは顔見知りでしたが、普段の服装や髪型や言葉遣いは「他人から『美しい女性』と思われるかどうか」について無頓着な印象でした。
具体的には、
オシャレではないTシャツにGパン、あるいは個性的すぎる大きな袖や奇妙な柄の服。
整えられていない髪の毛のうねり。がに股。すっぴん、または人口感あふれるつけまつげ。
『私もうおばさんだから』『こんなの可愛い子しか許されない』という女的自虐ワードの数々。
こんな態度を見ていたので、彼女たちが「女としてありたい」と思っているなど微塵も思わなかったのです。
第2の違和感
驚く私でしたが、さらなる違和感が襲ってきました。
身だしなみ完了後の姿が普段と全く変わらないのです!!!
全く同じ!!
もちろん衣装に着替えてるし、化粧直しやヘアセットも終えた状態。え、それで完了!?と思わず言いそうになりました。
しかしその理由はすぐに分かりました。
アイロン使っても髪のパサつきとうねりの印象は変わらなかったし、
もともとそこまで化粧で化けてなかったから直してもいつも通りだし、
体のラインが出ない衣装、ヒールのない靴、
メイク後の『おばさんだからアイロンの使い方よく分からない』『あなたは可愛いから大丈夫。私は…』という会話。
彼女たちは思い思いにドレスアップしたものの、他人が「美しさ」を測る要素については何も変わっていなかったのです。
ブスとヘアアイロン
彼女たちがヘアアイロンを使ったことに驚いたと同時に思ったことがあります。
それは「そうだ、この人たち女だった」です。
女子楽屋に通されたれっきとした女性ですが、個人的な認識として女だと思っていませんでした。だから、まさかヘアアイロンを使うなんて思わなかったんです。
そう思っていたことに、初めて気づきました。
「女」と認識するかしないか、その選別は無意識で行われている
とも思いました。
おそらく私は、女性らしさを髪や服や自虐的な言葉で測るのでしょう。だから自分も、その点に気をつける。
ものさしが違う人、例えば他人への感謝の表現や、胸の大きさ(!)で測られたら、私は選抜漏れする気がします笑
これからも、自分で自分を女と認められるよう、思いっきり髪の毛キレイにして服にもこだわっていきたいと思います。