やつはしブログ

自分らしく生きるヒントを研究しています。自己哲学プラスα趣味もろもろ。

友情を消費するな、消費されるな。【体験談】

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友達に利用されたことってありますか?

 

「お前…おれを利用していたのか!」

「バカめ、敵を欺くにはまず味方からだ!」

そんなことって、漫画やアニメの中でしか起こらないと思っていました。

 

しかし最近、ほとんど毎日のようにそれを感じていました。

 

友達だと思っていた人から利用されると、消耗します。すごく辛いです。。。

 

 

◎もくじ

 

尊敬する会社の先輩

 

友達というか、会社の先輩なんですけど。

その人は私の教育係で、面倒見は悪い方でしたが気があう人でした。

 

長いものに巻かれないタイプの私に対して、自分流で仕事を進めることを許してくれました。

その上で、間違いを教え正してくれることで、私は育てられました。

 

先輩自身も自分の価値観を大事にしながら仕事を進めていたので、とても尊敬できました。

なのでアドバイスも素直に受け入れられました。

 

 

自他共に認める名コンビだった

 

そんな我々は、部署の人からも「名コンビ」「この教育係にしてこの社員あり」などと評されていました。似ている、ともよく言われました。

 

私自身も、教育係の先輩のことを人として尊敬していましたし、仕事の悩みを何でも相談していましたし、雑談をすると親友みたいに盛り上がれる関係。

そんなふうに思っていました。

 

先輩からも「話せるのはやつはしさんだけ」「僕と仲良しなのはやつはしさん」という発言をもらっていました。

 

 

もしかして利用されてる?

 

しかし、彼が教育係を外れてから、だんだん違和感を感じるようになりました。

 

雑談はよくするけど、それ以上にならない。

身のある会話はしない。

否定も肯定もしない代わりに、干渉しないし何も求めない。

先輩が、いつも他人に向けてするような気遣いが、私には感じられない。

 

色々と思いましたが、今思えば

気遣いの必要がないあ、暇つぶしの相手として利用されていた

んだなぁと思います。

 

 

 

利用された人は気付くもの

 

 

他人に優しくするやり方は人それぞれですが、

長く接していると「この人はどういう行動で思いやりの心を発揮するのか」が自然と分かってきます。

 

その人なりの優しさを見つけて感謝できるのは素敵なことです。

しかし、逆パターンとして、はたから見たら普通の行動だとしても、実はその人なりの優しさが無いことに気づくことも多々あると思います。

何となく「この人に嫌われてるかも?」と思うのは、大体そういうことだと思います。

 

先輩は、口は悪いですが、無駄に他人を傷つけたり、人の心に踏み込むような言動を徹底的に避けていました。

 

被害妄想かもしれませんが、私に対してはそれが無くなっていたと思います。

傷ついたとわかっていても放置されていました。

 

それでも、話してると楽しいし、いつかお互い気遣いをし合える関係になれるかもしれない、という淡い期待から、ないがしろにされながらもヘラヘラ流し続けました

 

それに気づいた時、ああ、私は都合の良い暇つぶしになってるんだなと思いました。

 

 

どうすればよかったんだろう

 

先輩がどういうつもりだったか知りません。

 

しかし私は利用されたと感じました。それがすべてです。

 

利用というか、正確には

先輩を慕う気持ちを消費された

という感覚に近いです。

 

 

結果として、その先輩は会社を辞めました。一身上の都合です。

お別れの時も、特別なメッセージは何もありませんでした。

 

この時、私も向こうも、時間つぶしで喋れる相手として利用し合っていたのかもしれないと思いました。

私も何もメッセージを残さず、最後までうわべの会話だけでした。

 

どうすればよかったのか、まだわかりません。

 

 

鬱エンド

 

救いのない話で終わってしまいましたが、要は

 

どんなに口で「君を大事に思ってる」た言ったところで、行動がすべてである。

そして無意識の行動の部分で、他人を見下し消費しているのとは、張本人にバレる。

 

ということが言いたかったのです。

 

 

みなさまも、消費し、消費される友情にはお気をつけて。