ストレングスファインダー「最上志向」を仕事に活かしてみた話。
ストレングスファインダーをやってみました!!!
自分の持つ強みが5つわかる本なのですが、5つの中でも一番気になった私の強み、それが最上志向です。
以下、ストレングスファインダーの診断結果からの引用。
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。
平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。
(中略)
生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは(中略)、優秀さへ高めずにはいられません。
(後略)
個人的な感覚として、
能力がある分野に対してはヤル気満々になれるけど、上達の見込みがないことに対しては、全くヤル気が出ない、やる意味を感じられない、
と言う性格が「最上志向」っぽいな〜と感じています。
仕事でも、興味のない分野の専門職に異動になった時は辛かったです。すでにプロがそこにいるのに、自分だけ無知の状態から勉強するのが我慢できませんでした。
若干上達したとしても、周りにいるプロにやらせた方が絶対に早いし、、、みたいな。
やる気も全く出ませんでした。
最上志向が仕事に現れた例
最近仕事で、上司から
「うちのチームのプレゼン反省会の質を上げて、反省と改善活動を活性化させてくれ!」
という指令を受けました。
プレゼン反省会。各自が客先で行ったプレゼンについて、自分で反省点を洗い出して発表する場です。つまり
「私は今回、〇〇な点で失敗しました。次回までに〇〇を改善します」
という発表を延々と聞かされる会です。
ここで私はこう思いました。
反省会で素晴らしいディスカッションが行われたとしても、改善活動のヤル気を出させることには繋がらないだろう。
実際、反省点を発表して終わりになっている人がほとんどなのがその証拠だな。
よし、この反省会、意味ない!!!
やめよう!!!
極端ですよねー!
ふと我に返ってみると、この思考回路こそ「最上志向」だと思いました。
磨き上げても少しの成果しか得られないもの、頑張って質を上げても平均点レベルしか取れそうにないもの。
そう判断して、やる気をなくしたのでしょう。
自分が「最上志向」だと知っていると、すごく腑に落ちます。
最上志向の自覚を活かしてみた
ここで自分が「最上志向」特有の極端な思考回路に陥っていることに気づきました。
平均点以下のものを、平均点まで持っていくこと。
私としてはヤル気が出ないけど、それは私が最上志向だからヤル気が出ないし意味がないと感じるだけ。
他の資質を持つ人は、平均点しか取れない反省会でも有意義に感じるのでは??と考えたのです。
内心、そんな訳ねーだろ笑と思ってましたが…自分と他人は驚くほど違いますからね。
どんな考え方の人が居たっておかしくないです。
なので、この「反省会の質を上げて改善活動を促進する」という仕事。
平均点まで引き上げてストップする!
という意識に切り替えることにしました。
それから、わりと上手くこの仕事と付き合えています。マイナーチェンジを繰り返して、少しずつ良いものにしています。
本心ではあんまり意味ない作業だなーと思っているので、手が空いた時とか暇つぶしに笑やっています。
そういう感覚で仕事に取り組むことで、最上志向特有の完璧主義ゆえのストレスがかなり軽減されました。
志向に自覚を持つこと
この件以来、自分の判断や感情がどんな資質から来るものなのか、考えています。
今まで名付けようのなかった才能と、それが仇となって負担になるストレスに名前が与えられることで、頭の整理がしやすくなりました。
ストレングスファインダーで見つけた資質の活かし方、こんなパターンもあるとおもいます!
ではまた〜